今年度もあと数日で終わりになろうとしている。
近所にあるハローワークの前を通ってみた。
実のところ不謹慎だが、写真を撮ろうと思っていたのだ。
しかし、そんなことは出来なかった。
銀行の取り付け騒ぎのような状態だ。
駐車場には平日だというのに警備員が出ている。
無論、駐車場待ちで車が延々と道路に続いている。
人の歩きの列も歩道に見受けられる。
中は真っ暗かと思うほど人で隙間が見えない。
まるで満員電車だ。入り口にも人が溢れている。
4月までで解雇になる人たちは、今まで切られた人たちより
多いのだろうか?少ないのであろうか?
多分多いに違いない。
就職が決まらなければ、時々通うことになるだろう。
4月解雇で、手続きで行く人もいるだろう。
不景気でハローワークは大盛況だ。
見たことのない光景だった。
ハローワークで紹介出来るのは派遣ばかりと聞く。
たとえ決まっても繰り返しだ。
ハローワーク周辺で友達同士の輪がいくつもあった。
ハローワークで集合したかつての同僚だろうか?
みんな元気のない顔つきだ、当然だろう。
ハローワークで夢も希望もなくなるにちがいない。
一体、何時間待ちなのだろうか?
現状でも大変なのに、4月以降はどうなるのだろう。
心配で仕方ない。
この状況を見て、仕事を選ぶから無いのだと、
誰が言えるのだろうか?
選ぶ余裕なんてきっとないだろう。
ハローワークがパンクするのは時間の問題だ。
酷いことを最後まで読む