二コプラです。
豪雨が各地を襲って土石流で多くの人が被害に遭われています。
怖いですね豪雨。ゲリラ豪雨とも言われていますが・・・
20年ぐらい前は、そんな局地豪雨はありませんでした。
以前NHKの番組で気象シュミレーションをやったところ、
温暖化が進むと、局地的に天候の異常が起きると言ってました。
巨大台風や、ゲリラ豪雨、日照り、長雨、大雪・・・
温暖化が進む限り、局地的な異常気象とも上手に付き合って
行くしかありません。
温暖化が進むと地球の大気のバランスが崩れて、バランスの
均衡を戻すための働きが起きて、大規模な気象変動が起こる
可能性があるようですが・・・(氷河期来襲説)
現在の異常気象は小規模な変動の部類です。
最近は梅雨時期にあまり雨が降らない気がします。
昔はシトシト毎日降る感じだったのですが、今は降らないです。
あくまで主観ですが、梅雨の終わりごろ今年のように
一気に雨が降って、ダムが貯水されているイメージです。
もし、ゲリラ豪雨が来ないと、干ばつになり、水の取水制限が
起きるぐらい大変なことになっているかもしれません。
水がありすぎるのも困りますが、なさ過ぎるほうがもっと
悲惨な事が起きているかもしれません。
都市部に水が給水されない事態は、非常に危険です。
今回の場合は、1時間に100mmとか50mmとかの降水量が
一気に降ったわけですが、そんな事態はそもそも想定外ですから
今後のことを考えて、実験や研究をしてもらいたいです。
まあ実験しても全ての場所に対策を講じるのは無理な話です。
予想外の異常気象は今後も起き続けるかもしれません。
実のところ、私も1度山の谷間で車の運転中にゲリラ豪雨が始まり、
車のエンジンに水が入り、車から逃げた経験があります。
車は流されませんでしたが、私の後ろの車までは完全に水に
浸かりました。私は坂の途中で助かりました。
たった1回の信号待ちで(渋滞でした)いきなり水が押し寄せました。
谷間でしたので、流れて来た水は押し寄せる感じで、
水位が上がるという表現ではなく、いきなり川になった状態です。
斜面の畑からの茶色い水でしたが、もしかして土石流の予兆かと
一瞬ヒヤリとしました。
実際体験してみると、一瞬の判断が遅ければ、死にます。
驚く暇がないぐらいの出来事です。
危険を察知したら迷わず逃げるのが良いでしょう。
体験しないと、危機感というものは身につかないかもとは
思うのですが、知っているだけでも違ってくると思います。
ちなみに、河川敷のキャンプ場でキャンプをした経験があります。
上流付近で雨が降ってきたという情報があり、当時一緒だった
仲間と相談して河原のテントをすぐ畳んで非難しました。
その時は雨は降っていませんでしたが、我々は素人だったので
怖くなって非難したわけです。
20分もすると川の数位がどんどん上がってきて、
撤収してないテントが次々流されました。夜なら死んでますね。
キャンプのサバイバルの基本は、川の近くでのテント設営は
危険だから避けるようです。
当然、崖下なども避けます。
都市での生活に慣れてしまっている我々は、基本的な自然のルールを
忘れられてしまっているのだろうと思います。
どんなに役所がマイクで叫んでも、基本ルールが分かっていなければ
危機に直面するのです。
根本的に、地面に染み込むスピードより速く水が降れば、
水が低いほうに流れるのは当然です。
自然が緩衝材になって保水するのは分かりますが、
保水の限度もあります。保水の限度を超えると何が起こるかは
分からなくなるのです。
土地のことを経験的に知っていても、現在の気候は昔の気候とは
変わってしまっています。経験則から来る安心はしないほうが
良いのかもしれません。
ゲリラ豪雨の被害を少しでもなくす方法はあります。
全家庭が、雨水を貯水することです。
雨樋からタンクに水を引き入れて、雨が降った時、一時的に水を
貯めるだけです。
20リットルでも 40リットルでも各家庭ですれば、かなりの水が
川に流れ込むのを防げます。貯水した水は庭にまくなりして
使えば良いのです。
国策で都市部の住居に貯水タンクをつけるようにすれば、
火災や水害の対策になるはずです。
タンクを設置するのは日曜大工程度の作業ですから、素人でも
簡単に出来ます。節水にもなるので、自然派思考の方なら
実践すると良いとお思います。
ただし緩和されるだけで、被害は出る可能性は大ですが・・・
やらないよりやってみることは大事だと思います。