今日、舛添大臣が新型インフルエンザ流行宣言をした。
全国にある定点観測病院で1週間当たり平均1人以上の患者を
発見した場合は、流行の確定になるらしい。
ニュースでは各県ごとの数値を出していたが、
特に多いのは沖縄で大阪・奈良・長崎・長野・東京だった。
通常流行は秋や冬の時期なのだが、今回のインフルは夏でも
関係なく流行しているわけだ。
スペイン風邪のときも日本では5月から夏にかけての時期に
流行が始まったといわれている。
人類が免疫を持たない新型のウイルスというのは季節を
選ばずに流行するものなのかもしれない。
学生が夏休みのこの時期に流行となれば、夏休みが終わり
学校での感染が本格化することを意味している。
学生の感染率は非常に高い。
家族の誰かが感染すれば、家族の感染も進んでしまう。
高速道路の値下げで、今年の夏は多くの人が移動した。
まさに流行の手助けをしたわけだ。
どこに言ってもお盆の時期は人で混雑してしまったため
ウイルス蔓延に拍車をかけてしまったのかもしれない。
厚生労働省は2500万人分のワクチンを作る計画だったが、
現状では1500万人分前後になりそうな見込みだという。
最低でも5000万以上の数が必要といわれているが、
必要な数の1/3程度のワクチンしか用意が出来ない。
既に3人の死者が国内で出てしまっている。
推定で6万人の感染者が国内で発生した計算らしい。
単純計算で2万人に1人の割合で死亡者が出るという
ことになる。
人口の7割が感染すれば流行が終わるとする意見を考えれば
国内の1億2千万人の7割が感染して、この割合で死亡者が
出るなら、4200人の被害者が出ることになる。
実際問題、現状での総感染者数は分からないが、
確実に身近にウイルスが迫っていることは確かだ。
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