選挙番組は民主の大勝を早々と宣言して、見る見るうちに
選挙区を民主の議員で埋め尽くしました。
確かに今回の衆議院選挙は自民党には逆風でした。
1993年に始まった連立政権でしたが、遂に2009年に至り
野党の民主党に大敗。これにより民主主導の連立政権が
成立するようです。
308もの議席を獲得した民主ですが、連立政権にするのは
少し不思議な感じがします。
そもそも、細川内閣から始まった連立は身内の分裂などから
起きた事で、その後に続く連立も微妙なバランスの上で成り立つ
連立が多かったので、大勝したのに連立するのはなにやら
不気味な気がします。また公明党は連立を解消したので、
もしかしたら、今度は民主と組むかもしれません。
2001年から始まる小泉内閣で議席数を有る程度回復し
公明党との連立で何とかやっていた自民党は今回の廃退で
1野党として消えてしまうのか、盛り返すのか・・・・
今回の選挙で衆参ともに民主党が第一党になってしまいました。
これだけパワーバランスが偏ってしまえば、黒でも白にする力があります。
逆に言えば、野党の邪魔が入らない状況で、結果が出せなければ、
責任問題になります。
確かに今回は民主が大勝しましたが、次回は分からないという事です。
それにしても今回の勝因は、反自民という国民感情だと思います。
絶対民主!という人は意外に少なかったのでは?
入れるところが無いので、民主に入れた人が大部分だと思います。
こんなに勝てるとは思っていなかった民主は、一党での責任を
逃れるために、予め連立するのかもしれません。
果たして、公約は守られるのでしょうか?
日本人に不利な法律を次々と制定しないことを望みます。
ちなみに韓国大統領からは直ぐに、激励の会見があったようです。