2009年03月01日

不景気だって災害みたいな物だが・・・。

最近友達と防災備蓄についての話題があがった。
TVで鳥インフルが蔓延してしまったらどうなるか
番組で紹介されていたらしい。

私の場合は数年前からその情報を知っていた為、
以前から備蓄に関しては実績がありました。
道具類もコツコツ備蓄中です。

冬ももう終わるので、一安心などという話が出ましたが・・・。
実のところ危ないのは梅雨時期かもしれません。
スペイン風邪の流行は夏前頃でした。
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2009年03月03日

インフルエンザと原子力事故はニュースは後出し

持論を押しつけるわけではないが、原子力事故と
感染症のニュースはニュースが流れた時点で手遅れの場合が
あるように思える。普段からの対策や情報収集は必要だ。


現在鳥インフルエンザのフェーズは3である。
フェーズ1=人感染はリスクが少ない。(人が発症したかも?)
フェーズ2=人感染のリスクが高い  (どうやら発症することも有る感じ)
フェーズ3=人−人感染は無いが、小規模に限定発生(危険地区発生中)
フェーズ4=人−人感染が発生。 (広がるのは時間の問題。既に手遅れ?)
フェーズ5=人−人感染が大発生 (もう世界にばらまいちゃいました)
フェーズ6=人−人感染が確立。世界規模に!(手遅れです。すいません)


フェーズ4に移行するときは、何とか封じ込め作戦で収めたいはず。
ニュースになるとパニックの恐れがあるから発表は多分遅めだろう。
潜伏期間が有ることを考えるとフェーズ5の時点で既に手遅れ。
フェーズ4から一気に6に進展する可能性が大だ。

時としてTVニュースや新聞では政府のかん口令で真実が見えない時も
あり得る話だと思う。


ちなみにフェーズ4あたりが確定すると 空港や港では検疫のため
人や輸入品の移動が限定される。
ニュースを知ってから買い出しは命の危険が伴うのを覚悟しなければ
ならなくなることだろう。
ラベル:H5N1
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2009年03月05日

マスク選びが生死を分ける N95マスクとは・・・。

鳥インフルエンザが危惧されてる昨今、また花粉症などで沢山の
マスクが販売されている。
種類が豊富で、選ぶのに迷ってしまうので、マスクについて
少し調べてみた。

マスクといっても種類が豊富で、その種類によって性能は違う。
規格も結構ある。
よくN95マスクが鳥インフルで取り上げられるが、N95はアメリカの
NIOSH規格である。試験粒子の0.3μmが95%防げるという基準
だ。ちなみにNは耐油性ではないという意味です。
オイルミストは防げません。
SARSで有名になったマスクです。

日本の規格はというと厚生労働省検定規格がありまして、
N95より性能の良い使い捨て防塵マスクはDS2になります。
こちらは99%粒子を捕獲出来る物です。流石日本製!!
フィルター交換式ならRS2という規格品。
DS3という規格は99.990%以上です。これが最高です。
お値段もかなり・・・・。

DS2はN95より優れているが、あまりTVとかには紹介されて
いませんね。
N95は有名になりすぎて、中国製の偽物もあるそうです。
買う店は選ばなければなりませんね。
N95は入荷待ちなんて良くある話ですが・・・・・。
より安心を求めるならDS2/DS3がいいかもしれません。
探せば在庫はありそうですよね。


posted by ニコプラJ at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

鳥インフルエンザ商法は成り立つ

鳥インフルエンザは近い将来必ず来ると言うが・・・・。
あくまで可能瀬の話だ。有力だという感じである。
完全に人から人に感染するウイルスが確立したり
したわけではないいまの時点では、流行するウイルスの
特長や対処は完全ではない。



異常なまでのTV報道が国民の不安を煽ることで、
一定の業界が儲かるシステムも考えられる。
詐欺ではないにしても、来る来る詐欺に近いかも。
この不景気のなか生産の間に合わない予約で半年待ちの
ダチョウマスクなんかも有るぐらいだ。
もしかして新手の商法にみんながダマされているのか?
はたまた景気回復の手法か。やるな麻生。



「あなたに何かあったら家族はどうするんですか?」
と保険会社が言うが、これは合法。
「おまえに何か有ったら家族も困るやろ?」
とヤクザが言ったら脅迫か?
どちらも同じように聞こえるが・・・・・・。
実際に地震や戦争・パンデミックで死んだ場合、
保険適用外の事も多い。自分の保険を確かめた方が良い。


色々考えると報道に乗せられている様な気がするが、
歴史的に数回のパンデミックは起こり、多くの犠牲が出た。
歴史は繰り返されるとなると、やはり備えは必要だ。
備えて来なくても笑い話になるが、来たとき備えが無い場合、
最悪の結果になるだろう。

posted by ニコプラJ at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

似て非なるマスクにはドラマがある

マスクでN95が0.3μmの粒子で試験すると書いたが・・・・。

SARS(サース)のコロナウイルスは、
0.08から0.16μmのサイズです。

鳥インフルエンザは0.08から0.12μmです。

鳥インフルの方が小さいわけです。マスク選びは慎重に!!

0.3μmの基準では0.08μmは濾過出来ないのでは?
と思ってしまうが、湿気やなにがしな理由でOKのようだ。

ちなみに買って分かったことだが、高級マスクには
使用限度時間がある。

どこかで読んだが、N95マスクの場合、酸素濃度が19.5%
以下では使用しないよう記載されていた。

排気弁付きはかなり楽でいいが、フィットしないマスクは
意味が無いので、買ったときには是非フィットテストを
してみましょう。


まあDS2クラスなら花粉なんて完全シャットアウトだから
花粉症の人はサージカルマスクよりDS2を試してもらいたい。

サージカルマスクとは・・・・
100枚単位で売られてたりするマスクですが、
実際には規格がある。
基本的には患者がうつさない為に着用する。

高級マスクは感染防止で使用するわけなので、
使い方を間違えると悲しいドラマの結末がやってくるわけだ。
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2009年04月05日

ドラッグストアじゃ買えないので・・・


先日書いたブログにDS2の規格品の話をしましたが、
近所の薬局ではあまり見かけません。
私も以前ネットで購入したのですが、
ネットでは結構安く買えるんですね。備蓄に最適です。
N95より上位の性能です。N95は偽物が出てるので心配ですが
DS2なら大丈夫でしょう。


インフルエンザ対策マスクDS2です。
やはり普段から付ける物ではないので、
排気弁付きの方が付けやすくて安心です。

3M社製なら信頼も出来ます。

私は花粉症ではないので分かりませんが、
花粉症でも結構威力を発揮するんでしょうね。

 

http://www.rakuten.co.jp/cityliner/854092/854242/856159/#1092854
posted by ニコプラJ at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鳥インフルエンザが哺乳類に感染

今日の読売新聞に鳥インフルエンザ関連の記事を見つけた。

アライグマから鳥インフルエンザウイルスの抗体を発見したそうな。
哺乳類では初めての感染報告です。
今までは鳥の感染報告ばかりでした・・・・・。

じわりじわりと鳥インフルエンザが、
人間に近づいてきている気がします。

テポドンやノドンも脅威だけど、パンデミックも
かなりの脅威なんだよね。
最後まで読む
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2009年04月17日

SARS再び!中国人死亡

日テレのニュースで
ロシア・キーロフで15日、モスクワに向かうシベリア鉄道の車内で、
新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)
感染の疑いがある中国人の女性が死亡した。

というニュースをやっていた。

災害は忘れた頃にやって来るとはいうが、
SARSが再び現れたらしい。今度はロシアだ。

SARSは鳥インフルエンザとよく比較される感染症だ。
ウイルス性の空気感染力の強い感染症だ。
中国での流行では何とか封じ込めが終わっていたが・・・
今度はどうなるだろう。

乗り合わせた客はどうなるか・・・・・・・・・・。
密閉空間ではウイルスは蔓延し、感染しやすい。
はたしてどうなるか・・・
しばらくは目が離せない。

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2009年04月20日

鳥インフルエンザってなんだろう(1)

最近騒がれてる鳥インフルエンザ。
TVや本でかなり取り上げられているが、
結局の所なんなんだか分からないことも多い。
この際、休みを利用してちょっと情報を
まとめてみようと思った訳です。

まずはじめに、H5N1という言葉だ。
なにやら専門的だ。これが分からない。
ウイルスと細菌の違いをまとめたが、
鳥インフルはウイルス性だ。

ウイルスは宿主の細胞を乗っ取る。
ウイルスは細胞を持たない。
細胞の中に入り込むと、細胞の増殖するシステムを
乗っ取り、増殖をはじめる。

この乗っ取る時の武器の形がHAと
言われているもので16種類。
細胞膜を切り裂いて侵入するのに
使われる。
そして 増殖後に細胞から飛び出すときに
NAとよばれる武器で切り裂いて
出てくるわけだ。これが9種類。
ということは、
16X6=144種の種類のウイルスが
存在する可能性が有ると言うことになる。
またその亜種ともなると天文学的数字です。

H5N1というのは、
HAの5番目とNAの1番目の武器を持つ
ウイルスだと言うことになります。

ちょっとすっきりしたけど
ウイルスの種類がかなりあることに
驚きます。ぶっちゃけ切りがないです。

ちなみにこれらをA型ウイルスと言います。
他にもB型・C型ってのもあります。

H5N1というのが 問題視されてはいますが、
他にもH7も危ないとも言われています。

結局の所、どの型のウイルスが変異して発生し
パンデミックを起こすかは未知数です。
感染方法や、感染力、人への影響は
起こってみないと分かりません。

もし流行が起こっても、初期と末期での
ウイルスは変化している可能性も有ります。
ということは、重複してパンデミックが起きたり
次々とパンデミックが起こることも可能性として
ゼロではありません。

結構怖い話になりましたが・・・・・。
インフルエンザという言葉が悪いですね。
なんか軽いイメージです。
統計では、普通のインフルエンザでは、
感染は約15%の人に起き、そのうち約0.03%
が死亡するのが通常の確率です。

相当運がない人しか死なない感じの
イメージが我々に染みついています。

インフルエンザという言葉で偏見を持って
いること自体危険な感じです。
死亡性感染症とか肺熱死症とかと
名前を変えた方が良いのかもしれません。

ウイルス性の病気自体をよく理解することが
鳥インフルエンザを攻落する最善策です。
やはり、発生する前に、知識と対策を
考えた方が生存確率が飛躍的に上がります。



どおりで、厚生労働省のHPをみても
曖昧にしか書いてないわけです。




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鳥インフルエンザって?(2)

まずは鳥インフルエンザについての知識を
深める為に、気になる点をまとめることにしました。

今回は感染してから死亡・回復までの
流れをまとめていきます。

まずは外部から鳥インフルエンザウイルスが体内に
侵入して感染するわけです。
感染者のうち、何%かの人が発病しますが、
発病しない人もいます。

潜伏期間があります。通常3日程度といわれています。
この時期は自覚症状は有りません。
潜伏期間の後半では他人に感染する可能性が有ります。

発病します(自覚症状が出ます)
咳や発熱などで発病したことが判明します。

治療開始
専門機関による治療が開始されます。
発病から3日程度は症状期間です。
タミフルは発病後48時間以内が効果の
期待出来る薬です。

回復OR死亡

現時点では感染から回復・死亡の流れは
このようになると考えられます。

問題は潜伏期間があり、潜伏期間末期では
感染源になる可能性が高いということです。
自覚症状がないうちに、他にも感染を広めて
しまうわけです。

言い換えれば、誰かが発病したなら、
一緒にいた人間も感染している可能性が
非常に高いと判断出来る事です。

そして発症後、直ぐに医者なり専門機関に
行かないと、効果の有る薬が効かなくなるため
対処療法がメインの治療になるということです。

インフルエンザか風邪かは医者でテストすれば
判定出来ますが、インフルエンザだった場合、
タミフルの効果は時間との戦いです。
しかし、感染した可能性のある人は、
この時点で薬を服用出来れば、発病しないかも
しれません。

つまりこのことから、鳥インフルエンザ流行の
はじめの時期での発症は、直ぐに医者に
行きタミフルを服用するのがベストな行動です。
家族も一緒に服用出来ればベストです。


何故、流行はじめの時期と限定したかというと、
医療機関が麻痺していないときの場合の事を
考えたからです。

完全にパンデミックになった場合、病院に
患者と家族が殺到するなら、薬も治療も
受けられない可能性が有ります。
病院自体閉鎖されるかもしれません。
医者も逃げ出すことも考えられます。

タミフルの備蓄は行われていますが、
全ての医療機関に、的確に配給されるかは
疑問の限りです。
また、タミフルに耐性のあるウイルスだった場合、
タミフル目的での来院は無駄でリスクが高い行為です。

こう考えていくと・・・・・
まずやらなければならないことは1つです。
まず第1番目に感染しないこと。

2番目は 感染流行が始まった場合、
その症状や薬などの効果状況を調べる事です。

例えば潜伏期間が10日だったらどうしますか?
潜伏期間が1日程度だったら?
感染から発症までの確率が90%だったら?
タミフル・リレンザが一切効果が無い場合は?

色々とシュミレーションをしてみると、
情報収集後で行動が変わるはずです。

国内か海外かは分かりませんが、流行が
始まった場合は、まずは情報収集です。
海外で始まった場合は、すぐ買い出しで
備蓄をした方が良いかもしれません。

国内での流行なら、直ぐに引きこもった方が
絶対安全です。
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いまさら聞けないインフル用語

ニコプラです。
鳥インフルエンザ問題で時々難しい用語が使われています。
いまさら誰にも聞けない感じなので、
少しまとめておくことにしました。

パンデミック
世界規模の爆発的流行のことをパンデミックと言います。

エピデミック
局地的流行のことをエピデミックと言います。

サイトカイン・ストーム
免疫過剰反応のことを言います。
発症後、急激に症状が悪化して死亡する事が
有りますが、これが原因の一つです。
肺や臓器が炎症を起こし、機能不全になり
死亡に至ります。

タミフル
ウイルスの増殖を抑制出来る抗インフルエンザ薬の商品名。
飲み薬のカプセルです。通常1日2錠で3−5日の処方です。
白/黄色のカプセルです。
シロップの子供用も有るようです。
日本では中外製薬から発売されています。
処方薬のため、医師の診断が無ければ入手出来ません。
ネットオークションなどで偽物も出回っています。
10代の異常行動などで副作用が心配されています。

リレンザ
抗ウイルス薬の名称です。吸入仕様の処方薬です。
タミフル同様にかなり有名です。
タミフルの副作用が騒がれた為、代替薬として
注目されています。



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鳥インフルエンザに感染したら・・・

ニコプラです。
鳥インフルエンザについて、まとめてます。
今回は、意外と知られていない話です。

鳥インフルエンザに感染したり、発症した場合の
対処です。

通常、体調の不調があった場合は、病院に行きます。
しかし、新型感染症が流行した場合、
保健所が「新型インフルエンザ相談窓口」(発熱相談センター)
と言うのを開設することになっています。
まずは、そこの電話番号を調べて相談します。
現在の状況や症状など相談して指示を受けます。
「発熱外来」と呼ばれる病院外のテントなどが
設置されているかもしれません。

病院では通常の病気の人の診察を行っていますが、
鳥インフルエンザなどの特殊な病気の場合は、
対応しきれなくなることが考えられます。
そのための対応を病院外でする仕組みが
考えられています。

また、病院によっては、鳥インフルエンザの対応を
断る可能性もある為、まずは自分の住む地域の
対応を電話で相談するのが良いです。

流行時に外出は極力避けるのが大切です。
無駄に病院を回るようなことがあれば、リスクは
かなり高いです。

仮に症状が重篤化した場合は、入院などの措置を
受けることが出来るかもしれませんが、
症状の軽い場合は、病院にすら入れないかもしれません。
また、症状が重く、入院出来たとしても、
病院の機材数には限りがあります。

トリアージと言うのは最近有名になりましたが、
患者の優先順位を決めて、患者をより分ける仕組みです。
症状が重く、助からない可能性が高ければ、
当然順位が悪くなると覚悟して下さい。
つまり放置される可能性があります。

これまでの想定は、市民が暴動を起こさない前提です。
薬欲しさに、患者や家族が、病院などで
暴動を起こしている可能性もあります。
感染を含め、暴動やトリアージを考えて
行動する必要があります。

私の考えるベストは、発熱外来での処方を
短時間で受けて即帰宅です。
posted by ニコプラJ at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

高病原性とは?

ニコプラです。
メキシコやアメリカなどでの感染情報が
徐々に詳しく分かってきた為、
今回のインフルエンザはあまり心配されなく
なってきている感じです。
アメリカでは、全然マスクを着用していないようです。
感染が広がるわけです。

ニュースを見ていると、時々高病原性という
言葉が出てきます。
高病原性ではなった今回の新型インフルエンザですが、
いったい「高病原性」とはどういう意味なんでしょうか?

国立感染症研究所のHPで詳しく説明が
書かれてありました。
難しいので簡単に説明すると、定義は2つです。

1.鳥に感染させて10日以内に75%の死亡率があるとき。

2.全身に感染が及ぶタイプの塩基配列の連続の
  見られるタイプのウイルスである。

以上の2点が高病原性というものの定義となります。
鳥に対しての高病原性です。人ではありません。

現在の所、2009年H1N1インフルエンザでは、
高病原性ではありませんが、今後は変異すれば
可能性は無いわけでは有りません。

高病原性とは致死率が非常に高く、
感染は全身に及ぶということです。
通常、インフルエンザは全身ではなく、
呼吸器等で繁殖します。

現在心配されている高病原性インフルは
鳥インフルエンザです。H5N1タイプです。

posted by ニコプラJ at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強毒性と弱毒性の違いとは?

ニコプラです。
強毒性と弱毒性の違いとは?
強毒性(高病原性)弱毒性(低病原性)
の違いになります。

前回、高病原性の説明をブログでしました。
高病原性でないものは、低病原性になります。

つまり簡単に説明すれば、
死亡率の違いと感染場所の違いです。

死亡率については、鳥に対する死亡率です。
最低8羽以上の4から8週齢の鶏に感染させたとき
75%以上が死ぬのが、強毒型です。

感染場所についてですが、鶏の場合、呼吸器や
腸管で増殖していますが、これは弱毒型です。

強毒型の場合は、脳や全身で繁殖が起きます。
人に感染した場合は多臓器不全で死亡します。
弱毒型の死亡原因は、サイトカインストームや
肺炎が原因です。

鳥インフルエンザは鳥に感染し通常呼吸器と
腸管で繁殖していますが、宿主を殺すことは有りません。
不顕性感染といって、感染していても
問題なく生活出来ます。
ですから大部分の鳥は感染したまま生きてます。

ウィルスというのは宿主を殺してしまっては
繁殖出来ませんから、ウイルスにとっては、
強毒型は変異の失敗です。

鳥が次々死ぬのは強毒型の変異ウィルスの
感染によるものです。
強毒型が人間に感染するように変異すると
非常に危険な為、養鶏場で強毒型のウィルスが
見つかった場合は、処分されているのです。

現在人類は3回のパンデミックを経験しています。
もし今回の新型インフルエンザがパンデミックと
宣言されれば(フェーズ6)4回目です。
いずれも弱毒型のインフルエンザウィルスです。

研究者や政府が最も心配しているのは
強毒型のウィルスによるパンデミックです。
その可能性が1番高いのはH5N1です。
世界中で現在突発的に発生しています。

政府の検疫や対策などは、強毒型のウィルスの
対策でしたので、今回の弱毒型の発生には
少々やりすぎの様になってしまいましたが、
想定外の事だったから仕方有りません。

今後の弱毒型の対策にいかされると思います。
しかし、インフルエンザは変異が激しい為、
感染拡大によって、また危険なウィルスに変異
する可能性は非常に高いのです。
現に以前のパンデミックでも後半のウイルスは
かなり致死率が高かったのです。

ですから用心に越したことはないわけです。
感染は拡大していますが、拡大させると変異を
増長させるのと一緒ですから、変異を起こさせない
為にも、感染は防ぐ必要が有るわけです。



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2009年07月11日

アメリカはワクチンが早い。100万人感染?!

サミット中だったのにアメリカは新型インフルのワクチンの
製造見通しを発表した。
10月中旬には出回るかもしれない。
対応が早いのは、国の政策の違いだろう。

既にアメリカ国内では、3万3900人の患者と
170人の死者が出ているとWHOで発表されていた。
感染したときの死亡率は0.005%だ。
持病か何かで特別な理由がなければ、死なないだろう。

病院に行った人間は1部であるという見方もある。
既にアメリカでは100万人が感染した可能性を示唆して
いる。仮に100万人感染して170人死亡なら、
死亡率は0.00017%かなり低い数字だ。
変異さえ起きなければ、安心なインフルエンザである。

タミフルもリレンザもワクチンには適わない。
現在、一番効くのはワクチンなのだ。
日本ではどうなっているのだろう・・・・。
posted by ニコプラJ at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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